主に仕え、互いに仕える訓練

昨年、佐久医療センターに入院したとき、医師や看護師、介護士、
清掃員の方々の親切、配慮、礼儀正しさ、明るい挨拶、気さくさに、
感銘を受けました。みな多忙な割に低い賃金のようですが、きびきび
働いておられました。むろん入院患者の中にはわがままで、少し気に
食わないと怒鳴り散らす困った高齢者もいるようで、大変な職業だと
思います。
ある都会の高齢者介護施設の入所者のこんな声が、新聞に紹介され
ていました。
「入所者の中には、大声で喚き散らす人、たえずヘルパーを呼びつ
ける人、自分が判らなくなってしまった人、思うようにならないとヘ
ルパーの手をかみつく人など、さまざまです。そんな人たちの家族に
限って、面会に来ることがありません。食事は終わったのに、食べた
感覚がなく『食事を早くください』『死んでしまいます』と大声でわめ
いている女性がいて、若いヘルパーが優しく対応している姿に頭の下
がる思いがしています」。
またある本の中で、看護師が、「一番大変だった入院患者は女子修
道院の院長だった」と語っていました。高慢でわがままで、看護師を
使用人のように命令し、感謝の言葉もないというのです。おそらく、修
道院で修道女たちに仕えられ、命令することに慣れてしまったのでし
ょう。年老いて自分をコントロールできなくなったとき、矯正されな
かった性癖がそのまま表に現れるようになるということです。ぞっとし
ます。
クリスチャンは主の弟子です。まず主に仕えましょう。「愛をもって
互いに仕えなさい」(ガラ 5:13)とあります。仕えられるより、仕え
ることを喜びとしましょう。誰しも老いれば人の世話になります。手
のかかる、自己中心でわがまま人にならないように、若いうちから御
言葉で自分を訓練しましょう。(2025年1月26日週報)

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