茂木健一郎 『ど忘れをチャンスに変える思い出す力』 河出書房新社(2019)

3.現代は、年齢に関係なく、自分で学べる時代。 

一つのことだけの専門家になる必要はない。 

現代は複数のことを同時進行できる時代である。興味あることを本やインターネットで学べる。学科、科目を区切らないで、分野を越えて学ぶほうがいい。

*イギリスのアルマ・ドイチャーという少女(14歳2019年)は、3歳の時にシュトラウスの曲を聞いて感動し、6歳でピアノソナタを作曲した。7歳でオペラを完成させた。それが世界各国で演奏され、高く評価された。学校には行かず、家で本を読んで独学した。

4.できなくなることが増えても、できることが新たに開ける 

できることで、できなくなっていることがある。しかし、できなくなることで、できることが生まれる。 

ある回路があることで、抑えられてしまっている能力がある。ある人との関係があるために、別の人と関係がもてなくなることがある。ある人との関係が途絶えることで、別の人との関係がつながることもある。

【あかしあの木から】 「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」(Ⅱコリ 4:16)。「外なる人」が年齢とともに衰えるがゆえに、「外なる人」の頑張りで抑えられていた「内なる人」の力が解放されていく、ということが起こる。

■脳の危険な兆候

①毎日つつがなく暮らしている 

考えなくても一日が問題なく終わる。現状維持、思考停止で、人生に力を入れない

②忙しすぎる 

仕事、家庭であれ、単一の回路だけを使っている

③最近、不安になったりわくわくしたりしたことない 

安心と不安のバランスの中で、脳は育つ

④他人の問いかけに「何でもいいよ」と言っている

⑤同じ事を繰り返す 

自分の好きな音楽、本、映画しか接しない

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です