今年はルターの宗教改革から504年になります。宗教改革の理念の一つは、「聖書のみ」に立つということでした。確かに、プロテスタント教会は「聖書のみ」に立ち返りました。しかし、残念ながらヘブライズム(ユダヤ人に根差す神中心の考え方)に戻ることはありませんでした。カトリック教会に巣食っていたヘレニズムは引き継いだのです。つまり、ギリシアの人間中心の考え方、「人間を物事の基準とする」という思想は変えませんでした。
今日も、プロテスタントの教会は、聖書を土台にしても、聖書を読み解く方法はヘレニズムのままである、と言っていいでしょう。
聖書自体はヘブライズムです。イエス・キリストもユダヤ人です。教会もユダヤ人によって建てられました。ヘブライズムが大勢です。にもかかわらず、ヘブライズムを排除し、ヘレニズムを採用して、聖書を解釈するのです。
ヘブライズムとヘレニズムが、今日の教会、あるいは世界の将来をどのように決定づけることになるかを理解するのは、とても重要であると考えます。
本書は「神が基準か 人間が基準か」をテーマに、ヘブライズムとヘレニズムの起源を語り、両者の違いを歴史の中で見ていきます。
シリーズⅡ以降は、ヘブライズムとヘレニズムの神学、世界観、人間観、価値観、倫理観を順に述べていく予定にしています。
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