恵みと感謝の循環

若い頃、あるカトリック・ミッションスクールの教師をしたことがあります。生徒はみな裕福な家庭で育った少年ばかりで、全員が寮生活でしたが、「寮の食事はまずい」と不平たらたらでした。しかし、私の担当したクラスの中で一人の生徒だけは、「ぼくには、寮食がとってもおいしいんですよ」とこっそり私に打ち明けてくれました。「ほおー、そうか」と感心しますと、「ぼくんちは毎日玄米なので、寮で白いご飯を食べられるだけで嬉しいんです。」 

イギリスの革命家クロムウエルは、「食物があって食欲のない人がいる。食欲があっても食物のない人もいる。でも、私には食物があって食欲がある。この健康を感謝している」と言っています。 

感謝する心に喜びが生まれ、喜びは賛美になります。賛美はさらに祝福、健康、喜び、感謝をもたらします。感謝しにくい状況もあるでしょう。でも、感謝できることを見つけていく心が、主の祝福を呼び込みます。この感謝、喜び、祝福、感謝という「恵みの循環」に乗ることが大切です。  

恵みが過去のものになって、フェイドアウトしてしまうのは寂しいことです。それが、新たな祝福へとつながれば、その循環の渦の中に周囲の人をも巻き込んでいきます。(2004年11月7日)

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