誰が言っている事実か

テレビの美容・健康に関する食品やサプリメントなどのコマーシャルなどで、頻繁に聞くフレーズは「この商品に含まれている〇〇という成分は、〇〇に効果があると報告されています(あるいは、言われています)」というものです。ほとんどが名だたる会社の商品で、科学的・医学的に公認されている事実であるかのような語りが流れます。「〇〇に効果があると報告されています」というフレーズに弱い視聴者が多い、と会社側は見くびっているのでしょうか。私はテレビの前に座し、「いったい誰がそんなことを報告しているのか。誰が言ってるのか」と、勝手に詰問しています。

ところで、この夏は異常に暑かったですね。それで、この異常さの背後には陰謀があるという噂がSNSでささやかれています。「HAARPの気象兵器」とか「飛行機雲=ケムトレイルで人口削減」などと。しかし、誰が誰の権威で何を根拠に言ってるのかは、まったくわかりません。ただ、そのように言われている、というだけの無責任な陰謀論です。

毎日、世界中で膨大な情報が飛び交いますが、客観的な事実というのはありません。多くがフェイクか、根拠のない聞き伝えか、偏った噂であったりします。100%信頼に足る情報はありません。

私たちの日常生活においても、無責任な噂や悪口や非難が飛び交うことがあります。それがあたかも客観的な事実であるかのように語られたりもします。しかし、そんな聞き伝えは事実として受け取るべきではありません。

いや、そもそも、この世には客観的な事実、あったままの正確な事実というのはないのです。あるとすれば「Aが、Aの視点で語るだけの、Aにとっての事実」だけです。Bは同じ出来事を、Bの視点で、Aとは正反対の事実として語るでしょう。「誰が語った事実か」。事実、事実と言っても、所詮、その程度の事実にすぎません。 私たちはそんな世界にあって、唯一の「あったままの事実」を知っています。創造主なる神が語られた事実です。聖書こそは、唯一なる神の視点による「客観的な事実」です。なぜか。天地万物を造られた全知全能の神が語られた事実だからです。ゆえに、私たちは聖書に立つのです。(2025年9月14日週報)

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です