テレビ番組で、「父親が赤ちゃんと15分接すると、両者にオキシトシン
が激増する」という、イスラエルでの研究が紹介されていました。
オキシトシンは「絆ホルモン」と言われ、この物質が体内に増えると、
相手への信頼が増すのだそうです。父親がわが子を抱くことで、子への親
近感だけではなく、子の父親への信頼感も深まり、同時に夫婦間の操も強
まっていきます。そして、恐怖心、闘争心、責任回避の傾向性が減少しま
す。こうして、家族が平和に治まるようになるのです。心で思っているだ
けでなく、実際に「抱く」という行為で関係は強まります。人間というの
は、創造主によってそのように造られているということです。
神と私たちの関係についても、同じことがいえます。頭で理解している
だけでなく、心で信じているだけでもなく、実際に、声を出して賛美し、
祈り、体で礼拝することで、主との交わりが深まり、たましいが喜ぶよう
になります。いわば、「霊的オキシトシン」が激増しているのです。人間
のたましいは、創造主によってそのように造られています。想像してみて
ください。こんな小さな生き物が、天地の創造主、永遠の主と交流できる
のです(Ⅰヨハ 1:3)。これ以上の喜びはないではありませんか。
オンラインの教会が増えているようですが、私たちは「使徒たちの教え
を堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた」(使 2:42)と
いう初代教会のように、一緒に集まって礼拝し、御言葉を学び、食事を
し、語らうことを喜びとします。また、ヘブル書のことばに従い、「ある
人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励
まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではあ
りませんか」(10:25)。そのとき、「キリストの体」にも「霊的オキシ
トシン」が増えて、絆が強まっていきます。主はそんな教会を通して、偉
大なことをなしてくださいます。(2025年4月6日週報)
