神の存在証明22

神による神の存在証明10

2)自然による「神の存在証明」

この宇宙や地球の自然も、その創造者である神の存在を語っています。

聖書は、神はこの自然界にご自身の性質、永遠の知恵と全能の力を表わしておられると告げています。別の言い方をすれば、神は自然界に、神のわざの神秘さと麗しさを語らせておられるということです。それが神の側からの存在証明なのです(ローマ2:19、20)。

しかし、人間の側から科学的な発見や理論で、神の創造の神秘を解明することで、神の存在を証明できるというのではありません。宇宙定数の絶妙さ、自然法則の普遍性、生命発生と進化の確率、動植物の生命活動の複雑さなど、偶然では説明できないことを科学的に論証してみても、結局、それは人間の側からの人間基準に基づいた証明にすぎません。しかも、科学知識や方法は年々変わっていきます(それゆえ私は、科学的創造論を否定しないまでも、与してはいません)。

科学は、神の存在、あるいは非存在を証明するための道具ではないのです。科学で、そのいずれかを決定づけることはできません。科学は所詮、人間の脳の能力に限定されているからです。宇宙や地球自然に関する、おそらく1%にもならない知識で、全体のことを結論付けることはできません。それは無謀です。人間の脳も自然の一部であって、自然の外にあるのではないのです。

では科学は、神に関しては、何の意味や役割も持たないのか。いいえ、持っています。自然の中に隠された神の創造の知恵や秩序や美しさを掘り起こし、体験させ、楽しませ、感動させてくれます。神が自然の中に表しておられる神の力と本性を、部分的にですが、明らかにしてくれます。その意味で、科学は非常に役に立ちます。しかし、あくまでも科学は、神の存在を全面的、直接的に証明する道具ではありません。ただ、「神による神の存在証明」を追認、あるいは検証していく道具なのです。

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