反復、継続、習慣

自分を変えたいと思っても、人間そう簡単に変わるものではありません。優しい人、謙虚な人、誠実な人間になろう・・・と決意しても、その決意が人を変えるわけではありません。環境や生活空間が変わっても、それで突然人間が変わるわけでもありません。

では何が人間を変えるのか。それは反復、継続、習慣化だと思います。自分の意志や願いが継続し、それが生活そのものになってはじめて人は成長します。決断も悟りも、それが習慣化されないかぎり、人は成長しないのです。 

人は勤勉が習慣になってはじめて勤勉な人と呼ばれます。愛の人は愛が習慣になっています。ただ二度か三度の親切で愛の人になるのではないのです。四、五度の集中的な運動で近世の取れた体になるのではないのと同じです。健康も良い習慣がつくるのです。どんな天才も習慣によらなければ何事も成就できません。 

ギャンブルや嘘、言い訳、怠惰が習慣化している人は、それがその人を形成していきます。親切や優しさや感謝することが習慣化している人は、そのような人格が形成されていきます。顔も習慣によって変わります。よく苛立つ人と、いつも心の喜びを表現している人の顔が、長い間にどうなってしまうかは想像に難くはありません。

また、私たちのほうで意図的に良い習慣を身につけていかないと、悪い習慣が知らぬ間に身についてしまいます。人間、良い習慣がつくか悪い習慣がつくかのどちらかです。悪い習慣から抜け出したいなら、それを止める努力よりも、それに替わる良い習慣を身につけることが効果的でしょう。 

たとえば、「喜ぶ」習慣です。聖書には、「いつも喜んでいる」ことが繰り返し勧められています。そして、「悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持たないようでも、すべてのものを持っています」(Ⅱコリント6:10)と自分を語る人が出てきます。喜びが習慣化すれば、あなたの生活も顔もきっと変わります。 

習慣化のためには継続です。継続のためには反復です。(2005年1月16日)

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