8月21日、私の人生に大きな転機をもたらしてくれた信仰者が召されました。ブリッジズフォーピース(BFP)前局長・高田篤美さんです。
はじめて会ったのは、2000年ごろ、私は46歳、高田さんは30代前半だったと思います。私は彼女を通して、聖書におけるイスラエルの重要性を悟りました。
そのころの私は、イスラエルについては全く無関心で、むしろイスラエルに関わると面倒なことになるとさえ思っていました。しかし、高田さんは私にターゲットを当て、イスラエルについて学び、語るように(穏やかに)迫ってきました。
私は以前から、聖書を「キリスト」「神の国」「契約」という三大テーマで読むことを推奨していました。この三つのテーマはすべてイスラエルが発祥であり、イスラエルが軸となっていることを悟りました。そもそも天地を創造した唯一なる神がおられることを世界の人々に伝えたのも、アブラハムの子孫イスラエルです。。
高田さんはイスラエルを背景にして「三大テーマ」を学ぶことを提案し、YORIAIという牧師セミナーの開催を支援してくれました。YORIAIは今日も続いています。
第二の悟りは、ヘブライズムに立ち返ることでした。ヘブライズムとは、創造主をすべての物事の基準とする視点です。人間の体験や理性で築く信仰や神学ではな
く、創造主の教えにそのまま従って行動する信仰です。それは、本来、イスラエルが持っていた信仰や思考です。私はヘブライズムに目が開かれたことで、聖書の読み方が大きく変わりました。
世界のキリスト教会は、人間を万物の基準とする人間中心主義の信仰や教えや神学が主流です。教会は「神の愚かさ」(十字架の福音)ではなく、「人間の賢さ」(知性)でキリスト教を建て上げようとしています。それが西欧のクリスチャンをゾンビ状態にし、日本の教会を絶滅危惧種に追い込んでいるのだと思います。
ヘブライズムに立たなければ、教会の将来はありません。そのヘブライ的な視点を教えてくれたのもイスラエル(ユダヤ人)です。私は、ヘブライズムの復興こそ第二次宗教改革だと信じます。悲しいかな、教会は千数百年来、ユダヤ人を迫害してきました。そしてヘブライズムを葬り去ろうとしています。
高田さんは、私にとってヘブライズムに導かれる契機となってくれた恩人です。(2026年8月30日週報)
