ハニーノート ルカの福音書②序文

子供に一番影響を及ぼすのはだれか。圧倒的に同年代の友人、仲間、その次が教師や先輩だそうです。いや、場合によっては、直接には接触のない人たちかもしれません。SNS(Facebook、YouTube、Twitter、Instagramなど)で、子供たちは、外部とさまざまな接触を保ち、多様な情報を取り込んでいるからです。

親も子供も、自分で考え、自分の自由意志でしたいことを選びとっているようでも、実際は、社会の価値観に同調し、時代の風潮に流されているといえるでしょう。世の中に同化吸収されているのです。

そういう人は、戦国時代に武士に生まれていたら、戦で敵の首をとって出世することを目指したことでしょうし、昭和初期に学校教育を受けたら、間違いなく軍国少年少女になっていたでしょう。その時代のみんながしていることを、疑うことなく自分も同じようにするのです。そして、時代で変わる価値観に追随して人生を終えることになります。

しかし、キリストに選ばれ、キリスト者になったということは、そういう生き方とは決別するということです。私たちはこの世に生活はしていても、世に属する者ではなく、国籍を天に置く者として人生を全うします。永遠で不変なる神の国の祝福に生きます。

私たちクリスチャンは、神の国の生き方を次世代に継承させる役割があります。親が聖書の価値観、創造主の世界観で育てるという強い意志を持たなければ、子供はこの世の中に教育され、この世の価値観に染まっていきます。サタンの国に引きずり込まれてしまいます。

子供の聖書教育は、幼い時から始めなければなりません。世の教えが入り込む前に、子供の心を御言葉に浸すためです。

そのためには、聖書の学びを習慣的に毎日する必要があります。毎日繰り返すことで、子供の心に聖書の言葉が刻み込まれていきます。

「みことばぶんぶんハニーノート」シリーズは、そうした家庭環境と習慣を築く助けとなることを目指して発行しています。

毎回、強調していますが、大切なのは、朗読、反復、継続です。御言葉を声に出して読み上げること、繰り返すこと、毎日続けることです。

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