ハニーノート創世記②序文

「さて、イエスに触れていただこうと、人々は幼子たちまで連れて来た。ところが、弟子たちはそれを見て叱った。しかし、イエスは幼子たちを呼び寄せて、こう言われた。『子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。神の国はこのような者たちのものなのです』。・・・」(ルカ18:15-16)。

「子供には難しい話だから、聞いてもわからない。走り回って大人の邪魔になる」と、大人は考えます。しかし、主は「わたしのところに来させなさい」と言われました。「大人の話だから、理解できるようになったら来なさい」とは言われなかったのです。理解できなくても、神の言葉を聞き、学ぶ姿勢は教え込むことができます。

モーセは物心がつくかつかぬころに、ファラオの娘の養子としてエジプトの宮廷に入りました。そのままなら、エジプトの宗教・世界観で教育されてしまいます。そこで、実親のアムラムとヨケベデは、アブラハム、イサク、ヤコブの神を語り、唯一神信仰で必死に教育したことでしょう。モーセは、神の民のアイデンティティを保ち、偶像礼拝の異教に染まらないで成長しています。

聖書の読み聞かせは、物心つく前から始めるべきです。でなければ、無神論、無宗教、偶像礼拝、多神教、汎神論、世俗主義の教えが、テレビなどによって、幼子の心に浸透していきます。ひらがなが読める前から語り聞かせ、読める年齢になれば、自分で朗読できるように導かなければなりません。生まれたときから、神の国と「暗闇の力」(コロサイ1:13)の戦いは始まっています。親は子供たちを神の国で育て、「暗闇の力」から守る責任があります。

私たちは4、5歳ぐらいから、親と一緒に毎日学べるような聖書ドリルを作ってきました。それがこの「みことばぶんぶんハニーノート」(みこぶんハニーノート)です。

「みこぶんハニーノート」は、子供ができるだけ楽しく学べ、毎日続けられるように作成してあります。

質問で、教訓的・道徳的なことは問いかけていません。また適用も求めないようにしてあります。ただ坦々と毎日、御言葉を学び続けることが主眼です。

東村山市・キリストの栄光教会「みことばぶんぶんハニーノート」編集部

2019年7月1日発行

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